久しぶりにラッサム
2014年 06月 25日
これは、豆が入らないバージョンで、トマトやタマリンドが主な材料です。こういうシンプルなラッサムを食べる場合、おかずはもちろんベジタリアンでもよいけれど、卵や肉料理でも結構相性がよいので、今日は卵の炒め物(Egg Poriyal)を合わせてみました。
ラッサムパウダーなんていうものがあれば、ものの10分ほどでできあがるのもよいところです。
豆(トゥールダル)が入るバージョンだと、こんな感じになります。
ラッサムは当然ベジタリアンですが、実はチキンラッサムなんていうものもあり、一時期これにはまって毎週のように作っていました。唐辛子も胡椒もたっぷりで、冬場に食べると体が温まってよいのだけど、夏でもこってりした鶏カレーよりはさっぱりと食べられます。
ついでに、家で作ったのはかなり前ですが、ムリガタウニーなんていう料理もあります。料理のジャンルとしては、アングロインディアンというイギリスの影響を受けたインド料理だそうです。Mulligatawnyという言葉が、タミル語のMilagu thanni(pepper water、つまりRasam)から来ているとかいう話です。
私は、鶏肉と豆を一緒に煮るレシピで作ってみました。(海苔みたいに見えるものは、大きなベイリーフの切れ端。)鶏ではなく羊肉を使ったり、スープにご飯も入れてしまうレシピもあるみたいです。
たしかに、ヨーロッパ人にも受け入れやすそうな味だったけれど、私は純インド料理の方が好きかなあ。
イギリスでは今でも人気のある料理なのか、Heinzの缶詰もあるみたいです。