ガネーシュの誕生日なのでコルカッタイ
2014年 08月 30日
日本でも有名な(?)象の姿をした神様ガネーシュの誕生日を祝うお祭りで、この日には、コルカッタイというお菓子を作って食べないと(というかガネーシュにお供えしないと)いけません。
コルカッタイを作る気はなかったのですが、何となくレシピを探してみると、思っていたほど大変ではなさそうなので、一日遅れですが作ってみることにしました。
まずは中身を作ることにして、ジャガリを用意します。ジャガリというのは、さとうきびが原料の(?)インドの茶色い砂糖で、インド食材店などでは500gくらいの塊が売られています。少し涼しくなったからか固くなっており、まずナイフでこれだけの量を削るのが一苦労でした。
これを水と一緒に沸かしたところに、ココナツやギー、カルダモンの粉を足していくと、ココナツ餡のようなものができました。
冷ましたら、小さ目サイズに丸めておきます。
次は、皮になる部分を作ります。Padhus Kitchenのレシピでは米粉も米から手作りしていますが、そこまでやる気はなし、インドの米粉もなかったので、近所のスーパーで上新粉を買ってきました。
油を少しだけ入れた湯に入れて、弱火で5分ほど練るということですが、すぐ固くなってきたので数分だけ加熱しました。この生地を、水と油をつけた手で丸めておきます。
後は、この生地にココナツとジャガリの餡を包んでいきます。シューマイやぎょうざみたいにヒダを作って包めばいいんだなと思っていたのですが、甘かったようで、米粉の生地が破れてココナツが飛び出してきたり結構大変。
生地を貼りつけたり、つなげたりして、無理やりごまかしておきました。
後は10~15分蒸したら完成です。書いてあるとおり、油を塗ったイドゥリ型で蒸しました。
出来上がりました!蒸すとまたココナツがはみ出てきてみっともないことになっていますが、仕方ありません。
昔まだ結婚する前にインドに行った時に、夫の友達がお土産にくれたガネーシュ像にお供えしました。
食べてみると、少し柔らかすぎたけれど、味はしっかりコルカッタイでした!
この蒸した白いコルカッタイ以外にも、全粒粉の生地で油で揚げたものや、甘くなく塩味のコルカッタイもあります。
ついでに、手元にあった他のガネーシュの写真を紹介しておきます。
こちらは、タイ バンコクの伊勢丹の前の金ピカのガネーシュ。タイでも人気があるようで、お参りしている人が多かったです。
こちらは、夫の実家近く、インドはトリッチーのスリランガム寺院の参道のガネーシュ。柱の中に彫られたような小さな像ですが、粉をつけたり、花を供えたりする人が結構いるようです。