最近のうちのポテトフライと驚きのラッサム
2015年 01月 12日
夏場などインド料理に合う野菜が豊富な時期はよいですが、あまり野菜の種類がない時に便利なのがじゃがいもです。
最近はじゃがいも炒めを作るとなると、ほぼ毎回同じレシピで作っています。
まず、じゃがいもはこんな感じになるべく薄く切っておきます。
次にフライパンで油を熱して、マスタードシードとウラドダルをパチパチさせます。
油はやや多めの方がよいです。
(夫から最近になって、マスタードだけの方がよいのではと提案がありました。)
次がポイントで、インド人のシェフとかに言わせると反則技かもしれないけれど、弱火にしてから油の中にスパイスと塩を放り込みます(笑)
スパイスと言っても、どこの家庭にもあるターメリックとチリパウダーだけ。
油と混ざると、こんな風に茶色いドロドロした状態になるので・・・
そこにじゃがいもを入れれば、仕事はほぼおしまい。
後は、5分に一度くらいは焦げ付かないように混ぜながら、火が通るまで炒めればOKです。
私はこのくらいカリカリにするのが好き。
これは、前にインドで食べた夫の妹が作った何かの野菜炒めがおいしくて、油にスパイスを先に入れたと言っていたのをふと思い出して、自分なりに考えた料理法です。
こうすると、通常の野菜を入れた後にスパイスを混ぜ合わせる料理と比べて、香ばしいような全然違う味わいになります。
私たち二人ともこれが気に入ってしまって、最近のポテトフライはこればっかり(笑)
そして、サンバルやラッサムを作るには、ほとんどの場合タマリンドが必要なのですが、この時はタイで買ったものを使い切って家にはもうタマリンドがないと思い込んでいたのでした。
後日他のスパイスを探していたら、タイに行く前に買ったものが1パックあるのを発見したのですが(笑)
そんな時に見つけたのが、こちらのタマリンドどころかトマトもいらないラッサムのレシピ!
水にクミンやチリの粉や、潰した青唐辛子やニンニク、レモン汁などを混ぜておいて・・・
これまたスパイスをパチパチさせたところに・・・
先ほどの液体を入れて少し煮れば完成という驚きのレシピ。
ところが、これでもちゃんとラッサムの味になるのでビックリ。
タマリンドやトマトが家にある時でもまた作ってみてもいいかもと思ったのでした。